午前中は来週末の寿司パーティへ向けて大掃除。難題は浴室のカビ。移って来た時からバスルームにはカビが生えていたので、除去するのはほとんど不可能なのかと思っていたけれど、やることやればカビもとれるものだ。カビキラーを2本丸々使って、浴室のカビをほとんど絶滅するのに成功した。途中、空気がとてつもなく悪くなって苦しかったけれど、何とか終了。
その後、今年初のビーチへ。同居人オーノ君と共にエストリルのビーチへ。電車でも行ける近場とあって、それほど素晴らしいビーチではないけれど、僕は重宝している。気温は33〜35度まで今週末は上がったけれど、リスボンの海水はまだ冷たい。でも入ろうと思えば、入れる温度だ。ビーチで1時間ほど過ごして、帰宅。
その後すぐにユーロの決勝を近所のレストランで観戦。すっかり馴染みとなったレストランでカラコイシュをつまみにビールを飲む。トーレスのゴールでスペイン1-0で折り返す。周りのポルトガル人もイギリス人もスペインを応援している。後半開始とともにイカリングを注文。スペインは果敢に攻め続ける。ビールもどんどん追加。イカリングがなくなって、ビファナを注文。試合終了でスペインの優勝が決まる。普段はサッカーが嫌いな彼女も興奮した様子で電話をかけてくる。文句なしで今大会はスペインがベストチームだった。スペインとドイツの差は点差以上にあった。レストランでもスペインの優勝を記念して全員にビールが振る舞われる。アラゴネス監督が胴上げされている様子は滑稽であったけれど、スペインが優勝して良かったな、とお祝いビールを片手につくづく思う。
29 June 2008
ビールをたらふく飲む
27 June 2008
連日連夜のユーロ観戦
事務所をいつもよりちょっと早く切り上げて、その分昼食をいつもよりちょっと短くして、毎日午後7時45分よりユーロを観戦。こんなにサッカーの試合を見続けた日は、今までなかったかもしれない。そして今更気が付いたのは、ハイライトだけ見ていては、どのチームが強いかはよく分からないということ。例えば、ロシアやアルシャビンがいいチームであり、いい選手であるのは確かだけれど、ロシア対スウェーデン、ロシア対オランダを見ていた者からすると、ロシアの素晴らしさ以上にスウェーデン、オランダの出来がかなり悪く、ロシアは過大評価されているということ。そしてスペインの試合を初戦のロシア戦以外見ていた者からすると、とてもじゃないが、ロシアはスペインにかなわないだろうと思った(なぜ、こんなことを言うかというと、周辺のポルトガル人はスペインに勝ってほしくないかのように、ロシアを褒めているから)。
スペインに好印象を持つのは、常に攻めていることと、それを可能にする運動量と監督の采配、そして、何より彼らはサッカーをやることに集中しているということ。下手な演技でファウルを取ろうとしたり、危険なタックルでボールを取りに行ったりすることがほとんどない。スポーツマンシップなどというものがサッカーほど存在しないスポーツはおそらく他にはなくて、ずるをするのが当たり前になっている中、スペインの選手はそれを上回る運動量とボールキープ力で相手チームを圧倒している。プジョルやセルヒオ・ラモスのボールの奪い方は圧巻である。これだけクリーンな戦い方(守備偏重ではないことも含めて)をして優勝すれば、サッカー界における革命だと思う。
23 June 2008
スペインの「勝利の方程式」
スペインーイタリア戦は、ポルトガルードイツ戦と構図が似ていた。パスを回して攻め続ける攻撃的チームとしっかり守ってから攻めるチーム。予選3戦目は主力を休ませることができたチームと第3戦目でかろうじてグループリーグを突破したチーム。結果はポルトガルが負け、スペインが勝った。ポルトガルとスペインの差の一つは、監督の采配だった。スコラーリが意図が明確でない選手交代をするのに対して、スペインは予選から通じて、イニエスタ、チャビを途中で下げ、ファブレガス、サンティを投入した。運動量の要求されるサッカーをしているスペインは最初から飛ばして、選手が疲れたら交代させる、と役割分担された野球の「勝利の方程式」に近い作戦で戦っている。その原動力となっているシルバやマルコス・セナの運動量も素晴らしい。つまり選手層の厚さの差だったとも言える。
好ゲームだったけれど、ブフォンがいちいちスペインの選手にぶつぶつ話しかけているのは、非紳士的な感じがした。あと、ポルトガルのテレビが何度も、「スペインの選手は経験のない若い選手です」とか、「スペインは運動量を使う非効率的な攻め方をしています」とか言っているのも、非常にうざかった。ブフォンに気をそがれず、試合に集中して勝ったスペインは素晴らしかった。
21 June 2008
負けた
やっぱり、遠くからシュートを打ってるだけでは入らんよ。
粘り強く食い下がったけれど、結局自分たちのペースにすることができなかった。ゴール前までのボール運びは本当に素晴らしかったけれど、もっとゴールエリア内に突っ込んでいかないと。デコはキレキレだったし、キャプテン、ヌノ・ゴメスも貴重な追撃弾を入れて勢いが出て来たところで、パウロ・フェレイラの軟弱ディフェンス。バラックが後ろから押していたのは分かるけど、逆にあれくらいのことをポルトガルにもしてほしかった。ロナウドは途中から自分がヒーローになれないことを思って意気消沈していたのかな。
まあ、気持ちを入れ替えてスペインを応援しよう。
19 June 2008
明日はドイツ戦
18 June 2008
休暇明け
02 June 2008
黄色い建築
黄色って、どう?
コンクリートに塗られた黄色は、その重量感を消してしまっているような気がして、どこか、壁が白けて見える。実際、そこに身を置いてみると、それほど悪い気はしなかったけれど、それほどいい気もしなかった。「オレンジ」、「黄みどり」に次ぐカヒーリョが新しく試している色。
ただ室内の廊下に塗られていた黄色はそれほど悪くないかもしれない。上からトップライトだけの、ちょっと薄暗く、素っ気ない廊下にこういう淡い色があると、空間がぼんやりとして、壁が寄り添って来ているような感じを受ける。それでも黄色が本当にいいのかはまだ僕には分からない。あまりにも最近黄色を使うので、僕はこの現象を「黄熱病」と呼んでいる。
01 June 2008
建築家にインタビューをする
先週金曜日にリスボンのある建築家にインタビューをした。日本のある雑誌の企画で彼にインタビューをすることになったのだけれど、アポを取るのには一苦労した。これが彼がポルトガル人のせいなのか、多忙の有名建築家のせいなのかは分からないけれど、こういう仕事は初めてだったので自分が要領を得ていないことももちろんあったと思う。
インタビューは彼のおかげでとてもスムーズに進み、インタビュー初心者の僕としては大助かりだった。しかし、ヴォイス・レコーダーに録音したインタビューを今聞いてみると、きちんと質問に答えてくれていなかったり、彼の言っていることのつじつまが合っていなかったり、アレ?と感じるところも結構ある。「締め」のような部分をもうちょっと考えて聞いていたらな、とも思う。
そして昨日はほぼ一日中約2時間のインタビューを文章に落とす作業をしていたけれど、それほど苦にならず、楽しい作業だった。客観的に建築家の仕事を見ているようで気分転換にもなる。こういうのは機会があればまたやってみたい。