先週金曜日にリスボンのある建築家にインタビューをした。日本のある雑誌の企画で彼にインタビューをすることになったのだけれど、アポを取るのには一苦労した。これが彼がポルトガル人のせいなのか、多忙の有名建築家のせいなのかは分からないけれど、こういう仕事は初めてだったので自分が要領を得ていないことももちろんあったと思う。
インタビューは彼のおかげでとてもスムーズに進み、インタビュー初心者の僕としては大助かりだった。しかし、ヴォイス・レコーダーに録音したインタビューを今聞いてみると、きちんと質問に答えてくれていなかったり、彼の言っていることのつじつまが合っていなかったり、アレ?と感じるところも結構ある。「締め」のような部分をもうちょっと考えて聞いていたらな、とも思う。
そして昨日はほぼ一日中約2時間のインタビューを文章に落とす作業をしていたけれど、それほど苦にならず、楽しい作業だった。客観的に建築家の仕事を見ているようで気分転換にもなる。こういうのは機会があればまたやってみたい。