25 January 2009

サン・ドミンゴシュ教会


サン・ドミンゴシュ教会は、1241年に建設が始まる。その後、幾度となく改変、増築が繰り返される。1748年には建築家ルドヴィセによって後陣の改修が行われ、1755年の大地震においても、教会内で唯一倒壊を免れた部分となっている。地震後、マヌエル・カエターノ・ソウザによって再建される。その際、正面の扉、入ってすぐのヴェランダの部分はパソ・ダ・ヒベイラ礼拝堂のものを再利用している。1954年には火事によってその内装に大きな被害を受け、柱や大理石の装飾にその痕を見ることが出来る。様式という点では、ラテン十字式の平面構成をしたバロック様式である。外観がシンプルな線による構成が特徴的であるのに対して、内部は様々な様式の折衷である。国有記念物(Monumento Nacional)に登録。

IPPARのウェブサイト参照。)