来月にローマ法王訪問を控えるリスボンでは、コメルシオ広場の整備が急ピッチで進められている。地下鉄の工事もあったおかげで、常に広場では工事が行われ、テージョ川が見えるようになったのもつい最近のことである。何年も閉ざされてきたコメルシオ広場がようやく新しく生まれ変わろうとしている。
本日、再びポルトガル国債格下げのニュース。今度はスタンダード・アンド・プアーズ社より2段階格下げ。ギリシャに引きずられているのは確かだが、「ギリシャ悲劇第二幕はポルトガル」というジョークが現実味を帯びてきた、、、。財務相テイシェイラ・ドス・サントスは、「市場からの攻撃」と呼んで、あたかもマネーゲームが問題であるかのようなコメントを出したが、そうであるとしてもなぜその対象になっているかをきちんと考えた方がいいと思う。
同じ日、スポーツ新聞ではポルトガルがFIFAランキング3位に浮上したというニュース。公式発表前のフライングなので、格下げニュースを掻き消そうとしたのかとつい勘ぐりたくもなる。いずれにしろ、ポルトガル代表がなぜ3位まで急浮上してきたのか不思議である。