日本の現代建築家展第2弾がリスボンで開催されている。企画者は前回の建築家協会の展示「(IN)VISIBLE PROCESS」に続き、バルセロナのAnywheredoorの方々。今回は現在リスボンで開催中のデザインビエンナーレExperimenta Design 2009の一環として開催されている。ビエンナーレのテーマが時間であることを受け、今回の展覧会のテーマは「(IN)VISIBLE TIME」。前回の12名の建築家に新たに3名の若手建築家、2名の構造家を加え、日本における建築周辺の見えない(invisible)要素を解説(visible)することで、建築と環境の関係を再考することを試みている。
オープニングの翌日10月9日には、Skypeによるビデオ・カンファレンスが行われ、早朝の東京と夜のリスボンをつないだ臨場感たっぷりの講演会が行われた。また、その日は前座として日本の家に関するごく短い解説をさせて頂いた。個人的な話から日本の家に関するイメージを持ってもらうことを目的に話した。