15 May 2009

ペチャクチャ・ナイト vol.6(ただ見編)

久しぶりにペチャクチャナイトに行こうと思ったら、こういう日に限ってミーティングが夜10時まで続く。遅れて後半から会場に入る。今回がリスボンで行われた第6回目のペチャクチャ・ナイトで、会場は、ムゼウ・ダ・エレクトリシダーデ。

後半から会場に入ったから、うっかり、チケットを買わずに入場(あくまで、うっかり)。久しぶりに参加したけれど、発表をうまくまとめる人が増えたな、という印象。これまでのペチャクチャ・ナイトでは、結構いろいろと実験的な発表もあって、それはそれでおもしろかったけれど、一方で、つまらない発表もかなりあった。そして、そのほとんどが建築家の発表だった。

今回は建築家ではリカルド・バック・ゴルドンのプレゼンがあった。最初の2分くらい(全部で6分)で自分の言いたいことを述べて、あとは作品の写真を流すだけ、と、一見つまらなさそうだけれど、建築作品を真正面からプレゼンしているにも関わらず、聞く方は非常に楽な気分がして、これはなかなかいい方法だと思った。発表する方も、自分の主張をコンパクトに述べているから、ペチャクチャナイトにおいて、「しゃべる時間」と「しゃべらない時間」をうまく使ったプレゼンだったと言える。