ポルトガルも今日はメーデーで休日。午前中はぼーっと家でネットを見ながら過ごし、昼過ぎにオーノ君と家の裏にある大衆レストランへ行く。リスボンはまだ天気が安定せず、夏のように暑かったり、また冬に後戻りしたりという感じだけれど、今日はテラス席で食べるには絶好の日和だった。リスボンでも人気のこのレストランは、そのディープな味付けと量が魅力。狭い店内はいつも満員で、店員もみな感じが良い。変に媚びる事もなく、ごく自然な振る舞いをしてくれるのが僕には心地よい。しかもこのレストランのすごいところは客がみな満足しているのが伝わってくるところだ。
今日は定番のカルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナと、ショキーニョス・ア・アンゴラーナを半人前ずつ食べる。午後3時くらいから約1時間半ほどテラスでゆっくりと食事をする。赤ワインを飲み、太陽の光を存分に浴びたせいで、眠気が襲う。家に帰って、ほとんど迷う事なく昼寝をする。そして起きたら午後9時。頭の中には、昼ご飯がうまかった、という記憶しかないけれど、何だかとても良い休日だった気がする。