03 October 2007

待ちぼうけ

家探しに進展なし。

今日は事務所のあるサントス周辺で見つけた物件を昼休みに見に行く。昨日の昼休みに「貸します」の看板を見つけ、すぐに電話して今日の午後2時に見せてもらうことになっていた。一人暮らしを考えている同僚のゴンサロも連れて行く。

約束の午後2時前に物件の前に到着。昼休みに降り始めた雨の勢いが強くなっていく。この辺は静かだし、事務所にも近いし、住むにはいいとこだよね、などと雑談をして待つ。レストランやカフェが多くて便利だし、節約したかったら昼食は家で取ることもできるから、ここはなかなかいいよ。

約束の時間を過ぎ、15分程待っても昨日電話で話した家主は現れない。携帯に電話してみるが、出ない。しばらく経ってまたかけるが、出ない。仕方なく近くのレストランに昼食を取りに行く。そこで食べながら待っていても、電話はかかってこない(そして、夜になっても電話はかかってこない)。

うむ、たぶん僕が外国人だったからだね、と2人で納得。昨日、電話で話していた時、僕の話し振りから、ポルトガル人じゃないよね、と聞かれたのを思い出す。日本人、というと、彼はちょっと安心したような声で、ああそうか、と言っていたのだけれど、おそらく彼の家族が外国人に貸すのはやめといた方がいい、と諭したに違いない。

そういうわけで、彼は、僕が雨の中、約束の時間通りに物件の前に現れようが、始めから僕に家を見せるつもりも、僕からの電話にこれ以上出るつもりもなかったのだ。