01 July 2006

世界で4カ国しか味わえない


ポルトガル、勝った!!

MYB夫妻と劇場の集まるパルケ・マイヤーで観戦。どこで見ましょうかねぇ、とぎりぎりまで話していた末に偶然見つけたパブリック・ビューイング会場だったが、これがなかなかいい雰囲気だった。どれくらいの人数がいたのかはちょっと見当がつかないけれど、みんなマフラーやら国旗やらユニフォームやらで完全武装。天気も良く、野外ライブの感あり、これならビーチに行かなくても十分日光浴ができる。今日はぜひとも勝ってもらって、またここで見たいですね、と試合前に話していた。

お互い決定的なチャンスはそれほど作れず、比較的静かに試合が進んだが、会場全員がじっと画面を見詰める緊張感があった。それでもやはり決着のつくPK戦になると会場は総立ち。最後はジャンプしないと画面が見えなかった。

試合終了後、全員がマルケシュ・ポンバル像へ向かって行進。これを想定して、リベルダーデ大通り、マルケシュ・ポンバルのロータリーも通行止め。この日ばかりはサポーターのエネルギーをこうやって発散させた方が得策と考えた上での措置だろう。これはユーロ2004時の経験からかもしれない。

それにしてもロナウドの大人の振る舞いには感心したな。ルーニーを退場に追い込んだのはロナウドの計算通りだっただろう。5人目のキッカーとしてPKを決めたのはもちろん、試合を通してチームを引っ張った。

次戦はデコが復帰する。万全の体制でポルトガルはフランス戦に臨む。