28 December 2006

チョコレートのおいしい国ではないけれど

12月23日から昨日26日まで連休だった。正確には26日は休みをとった。そして連休中はスペインのレウスという町で過ごした。スペインの家庭でクリスマスを過ごしたのはこれが初めてだったけれど、とにかく食べて過ごしたクリスマスだった。日本のお正月のような感じだ。また、こんなにたくさんのクリスマスプレゼントを渡し、もらったのも初めてだった。

中でも異色なのが生ハム用の包丁。普通の包丁で、あの肉の塊からうすく切り取るのは至難の業だ。早速今日夕食で生ハム(これもプレゼントでもらったもの)を切ってみたけれど、普通の包丁と比べ、切れ味が格段にいい。この生ハムで作ったトルティーヤにアレンテージョの赤ワイン。イベリア半島の雰囲気満点の夕食だ。ポルトガルもスペインも、チョコレートがおいしかったり、ビールが何種類もあったりするわけではないけれど、生ハムだけは譲れない。生ハムをつまみに赤ワインを飲んでいると、それだけで幸せになれる。