12 August 2006

星の山脈、緑の海岸

明日から2週間事務所は休暇に入る。この前後に有休をくっつけて、3週間とか4週間休む人もいる。欧州は、いわゆるバカンスシーズン真っ只中だ。

僕は日本へ帰国したりしていたため、最低限の2週間の休暇をとる。それで明日から1週間はスペイン北部を旅行する。リスボンからサラマンカ、オビエド、ヒホン、サンタンデール、サン・セバスティアンという旅程なのだが、オビエドからサンタンデールは未だ流動的だ。

イベリア半島を左下から右上へ向けて移動してみる、というのがテーマ(一応、テーマなんかもある)。スペインはもちろん、ポルトガル国内でも場所によって大きく風景が異なる。セハ・ダ・エストレーラを越えて、コスタ・ヴェルデへ。そのランドスケープの変化の様子を見てみようというわけだ。

でもホテルの予約はサラマンカ泊の分しかしていないからちょっと不安だ。帰りの電車の切符は購入してあるから、何としてでもサン・セバスチャンまではたどり着かなくてはならないのだけれども。風景なんか見てみる暇ないかもしれない。バカンスに浮かれて、バカンスに返り討ちにされるかもしれないが、兎にも角にも明朝、バスでリスボンを発つ。