16 July 2006

夕涼み


今日はとにかく暑かった。太陽も沈み、涼しくなりかけた頃にアモレイラスの方に散歩を兼ねて買い物に出かけた。

リベルダーデ大通りを北上し、ロータリーの一つ手前の通りを左に折れてラト方面へ向かう。ラトの地下鉄駅のある広場に着いて右折し、水道局に面した公園のある通りを上がっていきショッピングセンターに辿り着く。この散歩がなかなか良かった。中でも途中に通った水道局前の公園(名前まではチェックして来なかった)が良かった。この水道局というのは歴史的建造物であり、建物から昔ながらの水道橋が伸びている。この水道橋が公園を縁取るように通過していて、公園内も木が生い茂り、かなり落ち着ける雰囲気だ。夜も外灯が点いてそれぞれのベンチで人々が思い思いに過ごしている。この公園の横を通過するラトの広場から伸びる通りにも、途中におそらく水道局関連のものと思われる立派な門があり、歩いていて気分が高まる。高い塀で囲まれた水道局の敷地内にも木が生い茂り、夕焼けの空を印象付けていた。

ショッピングセンターで延長コードと火の玉のような形をした赤い照明を買って帰った。届いたばかりの冷蔵庫で氷を作っていたのを思い出し、ついでにマルティーニを買って帰る。

ショッピングセンターを出る頃はもう深夜近くだったが、途中、まだ営業しているカフェを見つける。本を持って今度出かけてみよう。そう言えば、運良くレンタルビデオ屋も見つけた。

アヴェニーダにまで戻ってきたところでシネマテカの方へ足を延ばし、上映スケジュールを確かめる。来週は日本映画も上映されるようなので仕事の後にでも行ってみよう。

部屋が整い、近所を知るにつれ、徐々に生活のリズムが出てきた感じだ。ついでに、「夏を楽しもう」という気分にもなってきた。