コップ、風船、つる

東日本大震災被災者支援チャリティーイベント「GANBARE NIPPON」に参加した。ポルトガル在住の日本人がまさに手を取り合って実現したイベント。当日は日本関連の雑貨や日本人アーティストによる作品のバザー、書道、折り紙、風呂敷、お茶のワークショップなどが行われた。

「日本のイメージ」が危うい状況の中で、義援金を集めること以上に、海外における日本のイメージをいかに保つか、ということも非常に重要だ。折り紙教室でポルトガル人とともに折った「コップ」、「風船」、「鶴」の爽やかな、そしてやさしいイメージ。書道教室で書かれた「平和」、「希望」、「心」の力強いイメージ。コスプレで来場してくれたポルトガル人は、まさに身をもって日本への連帯感を示してくれたわけで、僕たち日本人に多くの勇気を与えてくれた。