ポルトガル政府が購入した潜水艦は、購入直後に修理の必要があったり、そもそもこの潜水艦は必要だったのか、などとニュースで伝えられてきた。それに関して、ウィキリークスにより暴露されていた当時の在ポルトガルアメリカ大使の本国宛の電信の内容が明らかになった。
全国紙「Público」によると、電信の内容は以下の通り。800キロの海岸線と大西洋に浮かぶアソーレス、マデイラの両諸島を所有するにも関わらず、ポルトガルには監視船の数が足りておらず、その劣等感が政府を高額な潜水艦の購入に走らせた。
しかしながら、ポルトガル政府は、アメリカ製の現代的な潜水艦が1億円程度であるのに対して、オランダ製の中古の潜水艦を3億円程度で「つかまされた」。 また、ポルトガルにはミサイル防衛のシステムが存在せず、その状況下において、そもそも潜水艦は無用の長物である、などなど。
中東情勢に押され気味だけれど、やっぱりウィキリークスって衝撃。それにしてもミサイル防衛のシステムがない?国防に関しても「行き当たりばったり」だったとは、、、。