27 March 2009

フランシスコ・マテウス戦

アイレス・マテウス兄弟、弟の方と対戦。建築事務所対抗戦は、日本のA-CUPの様でやはり盛り上がる。往々にして、こういう人気若手事務所には大量の研修生がいて、運動量で負ける傾向にある。ホリエ君がいた頃のマテウス事務所は、もうみんな若くて走り負けしてたからね。その上、7人制サッカーにも関わらず控え選手が7人くらいいて、次から次へとフレッシュな選手が入ってくるので、平均年齢30代前半の我がチームは完全に走り負けるのである。

しかし、終わってみれば6-4で快勝。走り負けるどころか、何度ドリブル突破したことか。最後はゴンサロからのロングボールを相手ディフェンスを背負ったままトラップして、振り向き様に放ったボレーシュートが自分でも信じられないくらいにうまく決まって、今日は完全勝利だなー、などと思っていたら、

「いや、ハンドでしょ。左手でボール調整してたでしょ?」

などと言ってくる。ディフェンスのみならず、ゴールキーパーまでが言うのである。ボールが全く手に触れていないことは自分でも分かっているので、完全な負け惜しみである。しかも二人で証言してくるから、あたかも本当にハンドだったかのような雰囲気になっている。そういうずる賢さでチームワークを発揮するのはさすがポルトガル人だな。もう少しでサムライになるところだったけれど、ゴンサロになだめられる。まあでも、まだまだ自分も走れるな、ということが分かったので今日は満足である。