16 December 2006

ポルトガル剣道記 1

ここ何週間かはかなりの時間を事務所で過ごしていたから、うんざりとした気分になってきていた。そこで気分転換を図ろうと、今週水曜日と金曜日、これまで一度しか参加していなかった剣道の練習に顔を出してみた。

前回練習に参加したのは夏休み前の7月。体育館の床の張り替え工事もあって、練習は10月から再開されていたのだけれど、10月は事務所内でコンペを3つ抱えていたから、とても参加する暇はなかった。11月は比較的時間に余裕があったが、なかなか重い腰を上げることができなかった。それで結局、今週になって2回目、3回目の練習に参加した。初回では会うことのできなかったオオサカ先生についに会うことができた。話してみて、とても物腰柔らかな印象を受けた。一人でも多い方がいいですから、ぜひ参加して下さい、と言われ、ぜひ参加させて下さい、と言った。久しぶりに会った仲間達も、僕の久しぶりの参加を喜んでくれたようだ。

練習後の疲労感は同じだけれども、竹刀を持ってリスボンの街中を歩いて帰るのはとても不思議な感じがした。