24 June 2006

ポルトガルのインターネット事情

ワイアレスLANの調子が悪くてネットになかなか接続できない。正確には自分の家のルーターと僕のパソコンのワイアレスLANとの相性が良くないらしい。それで、あまり大きな声では言えないけれど、今はおそらく隣の家から世界につながっている。

直接は関係ないけれど、ポルトガルのインターネットサービスは、インターネットの概念を覆している。遅ればせながら僕が今読んでいる「ダ・ヴィンチ・コード」並に。

まず、ダウンロードできる量に制限がある。つまりページを閲覧できる量に制限があるということ。だから、インターネットの速度が上がれば上がるほど、パソコンの前に座る時間は短くなる。まあそれはそれで悪くないのかもしれない。制限を越えれば追加料金。ちなみにリミットは2Gバイト(くらいだったと思う)。普通にインターネットを見る分には何の支障もないのだけれど、ネットラジオやビデオチャットはすぐにオーバーしてしまうのでダメ。

さらに、なんと、インターネットに国内と国外の区別がある。国外のサイトに至っては300Mバイト。日本のサイトを見ることがほとんどなので、僕にとってはかなり致命的な制限がかかっていることになる。

数年前にダイアル接続からADSL接続に入れ替えた時の劇的な変化と感動を、覆された概念を、また半分くらい裏返しにされた感じだ。ケーブルテレビとセットになっている場合が多いので、インターネットサービス自体の料金は日本と同じくらい。