20 December 2009

世界の小さな物語

金曜日は事務所のクリスマスランチ。毎年、このクリスマスランチでは赤ワインを飲み過ぎて夜にひどい頭痛を抱えることになるが、今年も例年にもれず頭が痛かった。それでも、今年の場合は夜にシルヴァン達との夕食会が控えていたので、ある程度控えめに飲んでいたおかげでまだマシであった。クリスマスランチでは毎年プレゼント交換があるが、今年は僕はE.H.ゴンブリッチの「Uma Pequena Historia do Mundo」(英語版は「A Little History of The World」)をもらう。プレゼントを渡す相手だけを事前に知らされるというシステムだが、これはカロリーナからのものだった。彼女は半年前から事務所でインターンをしていてリベルダーデのプロジェクトでいっしょに仕事をしていた。ポルトガル語の勉強にという心遣いが見えてうれしい。ゴンブリッチは様々な美術書を書いた人で有名なようだが、この本は彼が25歳の時に子供向けに世界の歴史を綴った物語らしい。このコンパクトな本にどのように歴史が詰め込まれているかに興味があるし、ヨーロッパの視点でどういう風に世界の歴史が語られているのかにも興味がある。