12 April 2009

夕食会に招待される

先週のスイス人会でお会いしたK夫妻に夕食に招待される。夕食会には僕以外に3人の日本人研究者が参加。3人ともポルトガルのエネルギー関連施設を視察するためにポルトガル政府に招かれた大学院生である。世界各国から数名の学生が招待されているが、日本からは4名の枠のうち、2人しか埋まらなかったそうである(一人はアメリカの大学院在籍)。ポルトガルは再生可能エネルギーの研究に力を注いでいるようで、その施設を各国選りすぐりの学生達に見てもらうと同時に、若手研究者間のネットワークを形成することを目的にこの視察を設けたようである。こんな有意義な視察に日本は4名送ることができなかったというのは非常にもったいない。若手の人材交流ほど将来につながるものはない。アメリカからは10名が参加した。

K夫妻は南アフリカに滞在の経験があるが、日本代表にはワールドカップに参加してほしくない、とおっしゃていたのが興味深かった。それほど危険であるとのこと。ご知り合いの2家族が在宅中に強盗に遭われ、ひどい目にあわれたそうである。白昼堂々とショッピングセンターで銃撃戦が起きたり、守衛を雇っても守衛が強盗を手引きしたりと生活するのはかなり困難ということである。よくもまあそういうところでワールドカップを開催することにしたものだ。しかも肝心の南アフリカ代表はかなり弱そうなので、とんでもないことが起きそうだな。ワールドカップは各国の安全な広場、またはスタジアムでパブリック・ビューイングしましょう。

それにしても、ポルトガルの出場はかなり苦しくなって来たなあ。