PCからMACに乗り換えた。事務所もMACだけれど、3年目にしてついに自宅のパソコンをMACに買い替えた。3年かかったのは、僕がそれほどミーハーな人間ではないということでもあるし、決断までに時間がかかるということでもある。
シャワーを朝浴びるのをやめ、寝る前に浴びるようになった。先月からルームシェアをしているので、朝二人ともシャワーを浴びると遅刻しがちになっていたから。遅刻しないように努める真面目な人間とも言えるし、単に朝起きるのが不得意なぐうたら、とも受け取れる。
新天地に向けて語学の勉強を始めた。未来のために努力を惜しんでいないようだけど、Podcastで聞いているだけなので、なるべく楽したいという気持ちも現れている。
物事はいろいろな解釈が可能であって、「最近の傾向」とか、あるいは大袈裟に「自己変革」とか言いつつも、結局自分がいかにもやりそうなことをやっている場合がある。
27 February 2008
最近の傾向
25 February 2008
毒蹴球
>やべーよ
キック、パンチ、張り手、暴言、唾吐き、、、。フットボールの世界じゃ、暴力はその勢いを増すばかり。アジアだって、その例外じゃあなくて、アーティスト達は、日々、オリジナリティを追求する。水曜日、日本は東アジア選手権で中国と対戦。結果から言えば、サムライ達は1対0で勝利を収めたのだけれど、スコアはこの際あんまり重要ではない。試合中、中国のディフェンダー、リ・ウェイフェンと日本のミッドフィルダー、鈴木啓太の間で、ちょっとヘンテコな乱闘があったのだ。両キャプテンは小競り合いになり、中国サポーターを喜ばせる決闘を演じた。ウェイフェンは目にも留まらぬ早業で、啓太にのど輪を決め、啓太は全く反応できず。中国がその勝利に笑みしたのもつかの間、両者とももちろん警告。ロッカールームへ行く途中で何が起きたかは、今更、言うまでもないね、、、。
(ポルトガルの無料紙『SEXTA』の記事より。)
24 February 2008
読み返したくなる本がある
夕方、3時間程昼寝をしてしまったせいで、なかなか眠くならない。オーノくんに借りた「風の谷のナウシカ」を(別に仕方なくというわけではないが)見る。オープニングの時点で、やはり一度見た事に気がついたけれど、まあせっかくだからもう一度見る事にする。どうも僕は見た映画や読んだ本の内容を忘れてしまいやすい。それでいながら、ある場面やある文章が鮮明に記憶に残っていたりする。
先週は、モリタさんがバルセロナより訪ねて来た。2年前に(もう2年前になる)エクスナレッジのタイル取材の時以来の久しぶりの再会。おとといにはヤスト・カナエのコンビが帰国。来月にはホリエくんも帰ってしまう。これまでポルトガルに来て、たくさんの人に会い、たくさんの人を見送った。何か、それほど長い年月をともにしたわけではないけれど、彼らが去った後に交わした言葉なんかを振り返ると懐かしい気分になる。それはまさに、良い映画を見終わったときの気分に似ている。読み応えのある長編小説やキレのいい短編を読み終えたときの、その気分に似ている。
18 February 2008
リスボンにうっかり2度も来てしまったら、、、
リスボンにうっかり2度も来てしまった建築関係者におすすめする半日建築ツアー。
まずは、メトロの青線でプラサ・ダ・エスパーニャ駅まで行き、グルベンキアン美術館へ。建物がリスボンにあるポルトガル・モダニズム建築の傑作であるというだけでなく、庭園もかなり立派。展示スペースと外部の庭の関係が素晴らしい。中でも、企画展の展示スペースを抜けたところにあるロビーが何ともスペイシャルな感じです。展示を見終わったらカフェのテラス席で、カフェを片手に庭の樹木に見とれましょう。
青線を南下して、マルケシュ・ポンバル駅で下り、リベルダーデ大通りより東へ2本入った通りにあるサグラード・コラサォン・デ・ジェスス教会を目指します。ここもリスボンの代表的なモダニズム建築で、テオトニア・ペレイラとヌノ・ポルタスの設計です。祭壇上部にあるトップライト、壁に対して斜めに配置されたベンチが特徴的です(他にリスボンのモダニズム建築の代表作としては、インファンテ・サント大通りにある集合住宅が挙げられます)。
さらに青線を南下して(2駅なので歩いても行けます)、レスタウラドーレス駅で降ります。そこからあのジンジーニャで有名なお店に向かいます。次の目的地は、そのお店に向かって左手にある教会です。あなたがジンジーニャの甘さに顔をしかめて、きっと見落としてしまっていたに違いない、その教会です。外見上、何でもなさそうな教会ですが、中はトンデモナイです。
再び青線で、今度は終点のサンタ・アポロニア駅まで行きます。あなたが初めてリスボンを訪れたときにはまだなかった駅です。駅を出ると川沿いに倉庫群が見えます。ここにはFSSMGNアルキテットスによって改修されたカフェDELIDELUXがあります。ここで、半日建築ツアーは終点、おいしいクロワッサンとカフェで締めくくってください。ここはいろんな総菜やハム、チーズ、ワインの揃うシャルクタリアでもありますので、素敵なお土産が見つかるかもしれません。おすすめはドセ・デ・アボボラ、かぼちゃのジャムです。
半日建築ツアーには、実は続きがあります。あなたがお金に余裕のあるリッチ・アルキテクトなら、DELIDELUX隣りのレストラン、ビカ・ド・サパトでディナーなんていうのもいいかもしれません。あのジョン・マルコヴィッチのレストランというだけで、あなたのスノッブな心を満たしてくれるでしょう。バカリャウ・フレシュコを赤ワイン、トリンカデイラでいただきましょう。もうノリノリになってきたら、そのままさらにそのとなりにあるディスコテカ、ルクスで朝まで踊っちゃいましょう。ちなみに、ビカ・ド・サパトもルクスも、FSSMGNアルキテットスの設計、なんていうことはもうあなたには関係ないですね?
13 February 2008
念願のフォシュ・コア
先週末も再び国内旅行。またしても、国境近くの町を訪ねる。今回はポルトガル北部のベイラ・アルタ地方にあるヴィラ・ノヴァ・デ・フォシュ・コア。ポルトから電車で約3時間半行ったところにあるポシーニョからタクシーでさらに約20分。旅行の大部分が移動時間に割かれていて、移動時間の大部分が山手線ゲームに割かれていたので、旅行の大部分が山手線ゲームに割かれていたといってもよい。
フォシュ・コアでは、カステロ・メリョールにある先史時代の壁画を見に行ったわけだけれど、壁画はともかく、その風景がすばらしかった。ポルトガル内陸部では、その静寂に感動する。列車が出発した午前中は霧に包まれ、ドウロ川沿いを列車はゴトゴトと進む。レグアで手作りの飴を買う。地肌が剥き出しになり、地層が川面に移る。到着間際、川面にくっきりと対岸の景色が写り、無風であることが分かる。列車が駅に停車し、車輪の軋む音が止むと、静寂に包まれる。
翌日曜日、シザ・ヴィエイラのボウサの住宅をポルトで見学し、コインブラ郊外のコニンブリガの遺跡に寄ってリスボンに帰る。アーモンドの花があまり咲いていなかった事だけが心残り。
08 February 2008
Tropa de Elite
ブラジルでは去年の10月に公開された「Tropa de Elite」を先週見た。公開前から全世界に大量の海賊版が出回り、話題になっている作品。で、おそらくまだブラジルでしか公開されておらず、僕が見たのも海賊版。リオ・デ・ジャネイロのファベイラの話で、「シティ・オブ・ゴッド」と比較されてもいる。
ファベイラの中で行われている麻薬の密売には中上流階級のお金が大量につぎ込まれている、というのがこの映画のメッセージ。麻薬の密売を始めとして、悪い事は全てファベイラの中で行われている、と考えるのは簡単だけれど、そこでの活動を間接的にも支援しているのは、ファベイラの外に住む市民であったりする。お金持ちの大学生やファベイラを巡回する警察官が、密売組織にお金を落とし、市民警察の特殊部隊(この特殊部隊、Tropa de Eliteの隊長が主人公)はファベイラの「疑わしい」少年達を拷問、あるいは迷わず射殺する。
「シティ・オブ・ゴッド」も見たけれど、「Tropa」の方が強烈。事実に基づく映画だけれど、構成がよく練られている。警察官同士の細かいやりとりも見所らしいが、こればかりは字幕なしではさすがに分からなかった。日本語字幕でもう一度見たい作品。
