22 May 2008

まだまだ若いベストプレーヤー

今日は久しぶりにテレビでサッカー観戦をした。日本にいた時は夜更かしまでしてチャンピオンズ・リーグの試合を見ていたのに、こちらに来てからはついつい見逃してしまう。夜7時、8時からの試合というのは、ちょっと仕事が遅くなると見れなくなってしまうし、かえって深夜とか早朝の方が都合が良かったのかもしれない(単に学生だったということもある)。

テレビでゆっくりスポーツ観戦をする、というのが一番の目的だったのだけれど、チャンピオンズ・リーグの決勝でポルトガルの選手がどんな活躍をするのか、そしてユーロ本戦が近いということもあって選手たちの調子はどうか、チェックしたかった。特に、未だ僕が評価しかねているナニの動きに注目したかった。

ナニは途中出場で、またまた判断しかねたけれど、ロナウドが先制点を挙げて、PK戦ではずしたのが印象に残った。ロナウドらしいといえばそうだけれど、ユーロでチームの主力となる選手としては不安が残った。突出したプレーヤーが他にはいないポルトガル代表は彼の出来に左右されそうだ。やはりキャプテンシーを発揮できる選手がいないところが最大の弱点だと改めて思った。個人的にはボールがキープできて、昨シーズンまでベンフィカの顔として人気だったシマォンにチームを引っ張ってもらいたい。予選のポーランド戦で(同ポジションの)カレズマ・コールが起こる中、先発出場したシマォンがFKを決めたのは記憶に新しい。もともと「フィーゴ2世」と呼ばれたのは、彼が初めてだったわけだし、「元祖フィーゴ2世」として本領を発揮してほしい。