アルコバサのサンタ・マリア修道院は初代国王ドン・アフォンソ・エンリケスにより1153年に創設。シトー派の修道院で装飾を排した厳粛な造りになっている。ドン・ディニス王の時代に増設された「静謐の回廊」と食堂、厨房、またドン・ペドロ1世の棺なども見所。1985年に世界遺産に登録される。修道院前の広場は近年になってリスボンの建築家ゴンサロ・ビルネによって再整備されている。