6月にB.LEZAのスケジュールのポスターを街中で見たとき、僕はほっとしたものだった。というのも、5月のスケジュールを書いたポスターを街中で見かけることはなく、B.LEZAのウェブサイトにも、5月に入ってもなかなか掲載されなかった。
でもほっとしたのも束の間、6月30日のところに、「A Ultima Noite」の文字が、、、。もしかして、閉店?前にも閉店するという騒動があったのだけれど、署名運動が実を結び、何とかその危機を逃れていたのだが。ついに、、、。みんながメシメシするとゴムのように弾んだ床が、やっぱり問題だったのだろうか?
6 月30日、土曜日、その日は他のプロジェクトの手伝いで出勤し、深夜1時近くまで働いていたのだけれど、事務所からの帰り道、B.LEZAの入り口に人だかりを発見する。 B.LEZA最後の夜に大勢の人が詰めかけているのだろうか?急遽、僕はホリエくんに電話をかけ、いっしょにB.LEZAに行くことにする。しかし、満員となったB.LEZAには入場規制がかかり、入れない。待っている間に、Banda B.LEZAの演奏が聞こえてくる。しばらく待ったけれど、僕は今までの思い出を胸に秘め、ホリエくんに、帰ろう、と呼びかける(男の決断)。そうですね、とホリエくんはさわやかに答える。
帰り道、どっと仕事の疲れが出る。バイロ・アルトで、ホリエくんの同僚たちととりとめのない話をしながら、朝6時まで飲む。