夏のヴァカンスってまだまだ先じゃないか、と思われるかもしれないけど(実際、自分もそう思う)、今くらいから意識して計画しておかないと痛い目に会う。
ヴァカンスに南欧のビーチを目指してやってくる欧州人は多いけれど、ポルトガルにいれば、それは週末にできることであるし、また、働き始めて長い休暇というのはなかなか取れなくなっているので、普段は行く機会がないような国に足を延ばしたいと思う。
今年のヴァカンスの計画を立てるにあたり、一つだけいいことがある。それはリスボン-ヨーロッパ主要都市間の往復航空券を手に入れたこと。先週末、久々にリスボンに遊びにやってきた彼女に、服買わなきゃね、と真顔で言われて、ヴァスコ・ダ・ガマで大量の買い物をしたのだけれど、250ユーロ以上の買い物で航空券をプレゼントするというキャンペーンをやっていて、チケットを獲得したのだ。21都市(アリカンテ、アムステルダム、バルセロナ、ベルリン、ビルバオ、ブリュッセル、ダブリン、ストックホルム、フランクフルト、ジュネーブ、リバプール、ロンドン、マドリード、マラガ、ミラン、オスロ、パルマ・デ・マジョルカ、パリ、プラハ、ローマ、そしてヴェネチア)から選べるのだけれど、今一つ、僕の中で決め手を欠いている。プラハにまだ行ったことがなければ、プラハを選んだかもしれない。スペインの地方都市が幾つか入っているのもポルトガルならではということかもしれないが、今回スペインはパスしたい。北欧か、イタリアの都市、あるいはベルリンが今のところ候補かな。うーん、ベルリンにひかれてきた。でもヴァカンスという感じじゃないな。むしろヴァカンスをはずした時期に行った方が楽しそうな気もする。というか、「ヴァカンス」という響きに振り回されている気がする。「夏季休暇」とでも呼んだら気楽に考えられるかな。