火曜日にモンテモール・オ・ノヴォの現場に行く。もうすでにアレンテージョは酷暑の様相を呈している。クーラーの効いた車の中にいても強い日差しに体力を奪われそうになる。しかし、この日は砂埃が問題だった。現場のでこぼことした道を車で進むうちに砂埃を大量に吸い込んでしまっていたらしく、夕方リスボンに帰ってのどが痛む。
現場ではすでに7棟のうち、6棟の躯体はほぼ出来上がっており、全体の雰囲気はつかめる。サイトプランが紆余曲折を経て現在のランダムな配置となったが、これが却ってプロジェクトにとって良かった。
その夜はペチャクチャナイトを見に行く。なかなか普段は見ることのできない他のアーティストやデザイナー、市民運動家、建築家などの活動を見ることは刺激になる。しかし、のどの症状はますます悪くなるばかりで、翌日はお腹にまで来た。しかし幸運にも今日が祝日であり(僕はそれを昨日になって知った)、家でゆっくりできたおかげで体調は随分良くなった。