昨日までスペイン、カタルーニャの小都市、レウスに滞在。小都市ながら町には活気があるし、買い物には困らないし、カフェも広場も充実している。そして何といっても、レウスにはモデルニスモの建築が山ほどある。それがこの町が商業で栄えてきた都市であることの証となっている。ガウディの生まれ故郷でもあるから、スペイン、モデルニスモを語る上で欠かせない都市と言える。
今年の春、レウスに、「ガウディ・センター」なるものができた。町の中心の広場に面したガウディ・センターは、レウスの町と、ガウディの作品を始めとするモデルニスモの建築物を紹介している。観光案内所も兼ねているのだけれど、かなり洗練された空間。この町のセンスの良さと、ブルジョワジーな感じを見てとれる。まさに、チューロで、ピホ。
最近、ポルトガルのモダニズムについて興味を持って調べていたけれど、この隣国スペインのモダニズムがそれとは全く異なっているのが興味深い。