ちなみに、これが昨年2月にビルバオを訪れた際に足を延ばした、ポルトゥガレテにある交通機関。川を行き来する船の往来を考慮した仕組みで、鉄橋に吊られた部分が左から右、右から左へと移動する。橋でもなく、渡し舟でもなく、水面から数メートル上を空中移動する。リスボンのサンタ・ジュスタのエレベーターもそうだけれど、ひと昔前の交通機関には、いかにも知恵が詰まっている感じがしておもしろい。