09 May 2007

ポルトガル銀行のコンペを提出

コンペを提出し終え、午後3時に事務所を出る。白いカルカリオの石畳がまぶしい。今回は徹夜をせずに済んだけれど、徹夜明けのリスボンの町は本当にまぶしくて、目が開けられない。帰宅途中、ゴンサロとカイス・ド・ソドレにあるチリ料理のレストランに入って、ゆっくりと昼食をとる。いわゆる反省会。でも、反省会と言っても、今回は勝ちます。自信満々に言うけど。

クーラーの効いた店内で、日本への郷愁を覚える。いつもは事務所で飲む食後のコーヒーもこの日はレストランでとる。食後に建築家協会の本屋で、雑誌や本をパラパラと眺める。コンペを終えた後に寄った本屋で、また建築の雑誌を見ている自分を反省すべきか、誇りに思うべきか、コンペを終えたばかりの頭では考えることができない。

午後5時に帰宅。5月に入って気温が上がり始め、夕方でも30度近くあるリスボンでは、こうしてブログでも書きながら、しばらく部屋に留まっていた方がいい。

今月末にはリスボン建築トリエンナーレが開幕。それに合わせていろいろとやることが出てきているので、今のうちに頭の中を整理して、てきぱきとこなしていきたい。